フィルムの頃 覆い焼きとか焼き込みとか…
最近カメラを買い替えたんですが、視度調節しても見えない…。
ニコンのカメラだったから、もしかして接眼補助レンズの規格同じじゃね?と思って昔のフィルムカメラから引っぺがして付けてみたら見事にはまりました。
マウント以外も意外と変わってないんだなぁ。ちょっと感動。
そんなこんなで押し入れを漁ってたら20年くらい前の写真が出てきて、懐かしく眺めていたのであります。
この写真、現像に失敗して、うっすいネガでさらに空は白とび、牛は黒い。
でも鳥がいい位置におるよな~、焼きてぇな~、ということで「めんどくせぇ、めんどくせえ」と言いながら焼いた気がする。
ダンボールを丸くくりぬいたものに針金を付けたもの(覆い焼き棒と呼称)と、ダンボールに穴をあけたものを用意。
全体に露光しつつ覆い焼き棒を牛の上でフリフリ。
次に穴の開いたダンボールをひたすらフリフリして、穴から差し込む光で空を焼く。
これは引き伸ばし機のレンズを開放にしても数分かかった気がする。
中古で500円くらいで買ったF4.5のレンズでした。
しかし不自然ですね…。
ガチガチに焼き込んだり、真っ白に飛ばしたりしたバージョンもあった気がします。
もちろんいきなり本番ではなく、印画紙を小さくちぎって何度も試し焼き。
全体露光何秒…焼き込み何秒×何回とかメモりながら。